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『冷たい熱帯魚』を観てきた [映画]

ふつうなら絶対に観に行かない類の映画
ただ、色々と評判を聞くにつれ、『観るなら家族のいないところで観ないと・・』という気になってきた。

結果はその通り。映画館で観ないと、危険かも。

『映画の中の世界』と『映画館の外の世界』とを、やっぱり分けて、僕は正解。
これを自宅の居間で見てたら、『あちら側』の世界が『こちら側』に染み出してきてしまって、(たとえ一人で観ていても)スゴく嫌な気持ちになっていたと思う。
映画館で観たおかげで、家族がスゴくいとおしく感じた。気がした。
自宅に帰って子供風呂に入れて、プカプカ浮かんで寝ているのをぎゅっと抱きしめて。
自宅で観てたら、世の中の人間全てが、肉のカタマリにみえるかも、な。

少なくとも、『観ようかな・・・』と迷っている人にとっては、期待を裏切らない内容だと思う。
映像とかスピードとかはもちろんだけど、会話、演技、エロとか、観たかったものが詰まってると思う。

個人的な絶賛ポイントは3つ。
ものすごくカッコいいタイトルバック。
村田というキャラクターの発明(発見?)。
オチまで含めた映画全体のストーリー。
血に弱いのでそこだけは・・・だったけど。

脚本と会話のウマさとか、キャスティングが評価されているみたいだけど、ストーリーはもっと評価されていいんじゃないかな。
ああいうオチ(っていうのか・・・)は、これまでも今後も、二度と使えないと思うし。

海外でも公開が決まってるみたいだけど、例の山小屋のたて看板とかまで訳すのかな・・・。
国内では、あの山小屋のディティールはどうみられてるんだろうか。
ただのXXXXと見られているのか。
XXしようとした時にXXXで殴る、っていうのは、国内外の評価の違いを聞いてみたい気がする。
ここもそうだけど、武器がけっこう多様でびっくりした。『ノーカントリー』のシガーが使ってた屠殺銃を思い出しました。
開高健が『銃を使ったら殺人とは言わない・・・ナイフで刺して温かい返り血を浴びてこそ人殺しだ』みたいなことを言ってたけど、この映画ではナイフすら要らない。家電製品だったりする。

アカデミー候補作が封切られていて、どうしてもそっちに行きたくなるのはわかるけど、そういう大作志向の人こそ、観てみると『自分は映画で何を観たいのか』『観たくないのか』がハッキリするかも。
なにせ1800円払うわけだし。
観たいものだけを観たいレベルで観たいなら、TVで十分。あ、TVの続編映画も。
観る前と観た後では、映画に期待するものがガラッと変わるかもしれない映画。
自分が知らないもの、観たことのないものを観たい人で、ちゃんとしたオトナなら、自宅でDVDで観たりすると、本当に後悔するかも知れませんよ。

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アバター(字幕版)という、ヘンな映画 [映画]

色々と突っ込んでいる人も多いけど、今回、日本で観たので気になったところを。

①惑星(なんだっけ?)に着く直前に、”ここはもぅKansasじゃねぇぞ!”と海兵隊の上官が叫ぶが、”家にはもぅ帰れねぇぞ!”みたいなテキトーな訳に。
ここでのKansasは海兵隊に入るような典型的な田舎モノの出身地として言ってるわけで。
『ここはもぅXX(←適当な地方都市名を入れて下さい)じゃねぇんだぞ!』
みたいな感じだろう。
アメリカでは「オズの魔法使い」の昔から、Kansasといえば・・・ってイメージがあるわけで。
そこ工夫すんのが字幕・翻訳の仕事じゃないか?

②”explosives”が字幕で”ダイナマイト”・・・って。
ヒドくないか?
それなりにキチンと翻訳とか英文学・シナリオ・演出とか勉強した人が字幕つけてんだろうし、素人が色々言うのは・・・というのもあるんだけど。
それでも、映画観る人の知識レベルをナメてる。

③公開終了から2ヶ月ちょっとでDVDリリースって・・・。
映画館で観た人のこと、バカにしてる?
アメリカではAliceが3ヶ月くらいのDVDリリースで叩かれたよね・・・。

映画そのもの(キャメロンおじさん)に対しては、シガニー・ウィーバーのお葬式シーンってあれ何だったの?とか、シガニー・ウィーバー浮きすぎ、とか上官がやられたから退却する海兵隊なんてあるわけねぇじゃん(ちなみに海兵隊は”Go!”といわずに”Kill!”と叫んで前進する【byどらねこロック】)とか・・・。
『世界観をロジカルに作りこんであるんだ。あの星では重力が何分の1だから翼竜の大きさはこぅ、とか』キャメロンは言ってるみたいだけど、相変わらず突っ込み所は一杯あるわけで。
どぅでもいいシーンも多いし。翼竜(っていうの、あれ?)手なずける所とか、ホントどぅでも良かった。
双子って設定、要るの?とかも含めて、書ききれない程あるのだ。

結論としては・・・。
おれの人生の貴重な3時間を返してくれ!

まぁ、映画そのもに関しては、俺がよく話を理解してないだけなんだろぅな。
それにしても字幕のセンスは悪すぎだし、DVDリリースのタイミングとか、日本側の配給まわりがおかしなことになってる気がする。

あと、いろんな家電メーカーが3Dテレビを早く出そうと必死になってるけど・・・。
日本の家電メーカも遂にそこまでネタが尽きたか、と思ったりする。
がん首並べたMBAどもが『これからは3Dです!』とか言って、戦略がどぅとか小難しい顔したエラいさんがOKしてんのかと思うと・・・そりゃダメだろう。
・・・君ら、飛び出して見えれば、なんでも良いわけ?
3Dなんて、コスモ星丸の昔からあるだろう!

あとびっくりしたのが、ちょうどTVでやってたDistrict 9の宣伝。
・・・ひどすぎ。ここに埋め込むのもハズかしぃ。



こんなのならトレーラーそのまま流せよ!
すこしくらい切ってもいぃから!!
このCM、アメリカで流れたら「日本ってバカな国だなぁ~」って思われるよ。
どこが宣伝担当してんのか、配給会社に電話して確認しようかと思ったわ、ホントに。

あと、TV番組がひどすぎるとか、ラジオも結構とんでもないことになってるとか、日本での色々発見はあったので、それはまた次の機会に。
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『Good Hair』を観てきた [映画]

Chris Rockの『Good Hair』が面白そうだったので、観てきた。
もともと、Chris Rockは好きだったのだが、これはよかったなぁ。観て良かった。
土地柄、映画館の観客は99%が黒人。残り1%はワタシ。
笑ったり、「あぁ~」って言ったり、途中で「そのとおりなのよ!」って叫んでるおばさんもいたな。
みんなChris Rockのことが大好きだし、この映画のきっかけになっている2人の娘のことも心底、愛おしく思ってるみたいだった。



アトランタのヘアカットバトルも面白いけど、ちょっと本題とは関係ないのかな・・・。
セレブリティに「いかにヘアケアが大変か」を語らせるけど、これが壮絶。
『401Kよりヘルスケアより子供の学校より・・・カツラのほうが大事なんだよ!!』
ってのはみんな笑ってたけど、哀しいかなこれが現実。
大して裕福でもない人たちが、1000ドル以上払ってカツラ買ったり、水酸化ナトリウムでできたストレートパーマ液でヤケドしながらも、一旦はじめるとやめられないのが現実。
ドラッグみたいなもんよ!』
ってのはいい表現だったな。
しかもそのカネは非黒人社会に流れちゃう。
『搾取されてんのに、まだ気が付かないのかよ!黒人ども!!』
っていう自虐的なところは、Chris Rockのいつものネタにつながってる感じで。
映画を観終わったあとは、なんだかしみじみしてしまったな。
予習としてDVD観ておくことをおススメします。

インタビューを受けた高校生が、
『アフロヘアは可愛いけど、職場ではちょっと・・・』
っていう答えが返ってきてたのは、本当に胸が痛んだな。
たぶん、この映画の予告だけ観たり、映画評だけ聞くと
『やっぱり、ナチュラルが一番よね!』
とかって言うヤツも出てくると思うけど・・・そんな簡単な問題じゃねぇよ!
『アフロヘア、可愛いよね!』
とか・・・苦労を知ってから言えよ!と思い直すこと請け合い。
Identityとか何とか、日本人が簡単に口にしがちなキレイごとを、根底から考えさせてくれる、ものスゴク良い映画。

映画にも出てくるけど、
『ほら、いかにもアフリカ!って感じでしょ?』
とか平気で言うバカがいるんだよ!
ちなみにこのシーンでは観客からブーイング。そりゃそうだ。
言ってるヤツがアジア系だったから、肩身が狭かったなぁ。

いちばん笑ったのは、床屋とその客のおっさんたちとの会話。
これはもう、映画館中、爆笑でした。
それまでは情けなく容認するしかない男たちの姿が描かれるけど、この最後のシーンは男たちへの愛情(哀愁?)が感じられて、笑えるけどスゴクやさしいシーンになってる。
こういうのが、この人の魅力だよなぁ。
斜め後ろの席のおっさんは呼吸困難でヒィヒィ言ってた感じ。
当たり前だけど聞き取れなかったところがあったので、DVDで出たら観たいなぁ。

あと、映画で出てくる色んな人の肩書きが、時々面白くなってます。
いかにも茶化してるのもあれば、遠まわしに・・・しているものもある感じで。
黒人同士が口語で使う、かなり悪い言葉もチラチラ入ってたので、DVDを一時停止しながら観るのが、おススメかもしれませんよ。

『District 9』 を観てきた [映画]

District 9 で『District 9』を観て来た。

映画の舞台は宇宙人居住区での話だが、ここも似たような区域なんである。
・・・そこまではひどくないが、ある特定の層の人たちが住むエリアで、なんだか宇宙人に囲まれて映画を観てるようで、不思議な経験だった。

まだ公開からそれほど経ってないのだけど、近所ではやってなかったのだ。
そういえば、この映画で極悪集団として描かれているナイジェリア政府が文句をつけたらしい。
このニュースが流れたとたんに人が押しかけたそうで、窓口のお姉ちゃんは
『あたしゃナイジェリア人じゃないけどね』
とか言ってたな。
とにかく思いつき一発で撮ってるとしか思えなくて、SFとしての突っ込み所はいっぱい。
だが・・・そんなことは気にしちゃいけないのだ。

とにかく、巨大宇宙船は28年前からヨハネスブルグ上空に浮かんでいるのだ。
エビちゃんたち(宇宙人たち)はスラムに押し込められているのだ。
『あの』液体さえあればエビちゃんたちは宇宙に帰れるのだ!
細かいことは気にしちゃだめだ!
でもなんで宇宙船に帰れたんだ!うわぁぁ!

この映画、結局は続編にむけた予告編みたいなもんで、全ての疑問は『つづく』。
これで続編がスケールアップして戦闘シーンの連続、とかならまぁ、観に行くかもな。
映画の中では 『3年後にな・・・』 みたいな感じだけど、タイトルからして来年なのかな・・・タイトルは『District 10』だろうし。
エイリアンも1作目より2作目の方が好きな私としては、『今度は戦争だ!』という、のりまきせんべいさんの声を聞いてみたいもんです。
(補足)エイリアン2の当時のTVコマーシャルは、せんべいさんの声でこう叫んでいたものと記憶してます。そのギャップに友人と爆笑した記憶があるのです。あやふやですが。

まぁ、面白いのでそこそこ日本でも流行ると思いますが。
色んなところで突っ込まれてる本作ですが、なぜか誰も突っ込んでいないところを・・・。

その1。
主人公のウィカスが、Steve Carrel("40歳の童貞男""The Office")に似てる。
・・・このおかげで、映画中ずっとふざけてるようにしか見えない。
特に最後のロボットに乗って戦うシーンは、痛がれば痛がるほど笑えてしまって。
こっちがSteve Carrel。

SteveCarell47812_400.jpg




その2。
宇宙人が・・・Futureramaのゾイバー博士に似てる。
こっちが博士。

zoidberg.jpg

映画中では『このエビ野郎!』なんて呼ばれてますが、どうにもタコ?というか・・・博士に見える。
特にエビ野郎がシリアスな表情を見せるときにアップになるわけですが、口元の感じがもぅこれもふざけてるように見えてしまって。

比較は予告編で!!



この2つ発見しただけでも$10.5の価値はあったな。
後で考えたら、マット・デイモン/スティーブン・ソダーバーグ監督作の『Informant!』にすりゃよかったな。
ものすごく太って、いい感じになってる。席からは笑い声が終始聞こえてたな。
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Into The Wild ・・・の裏ドキュメンタリ [映画]

もはやオスカー監督になってしまったショーン・ペンの"Into The Wild"は、日本でも結構、話題になっていたみたいで。
今週、なんとなく夕方のラジオを聴いていたら、
『今日の夜10時から、Into The Wildの裏ドキュメンタリをやります』
みたいなアナウンスが流れていたので、とりあえずTVで観た。

http://www.tifilms.com/wild/call_intro.htm

タイトルは"The Call of the Wild"。
まず大事なのは、この映画、ショーン・ペンとはなんっの関係も無い。
時期がたまたま重なっただけ。本当に偶然なのだ。

この映画の監督さんは、普通の学校の先生で、今までに映画なんて撮ったことが無い。
若い頃の自分の無茶ぶりと、Alexの姿が重なって、そこに普通のおっさんになっていく自分への恐怖も重なって・・・デジカムを手にアラスカに向かう、というもの。
企画も脚本も、ほんっと適当で、まるで練られたものはない。と思う。
デジカムの普及でドキュメンタリーが爆発的に増えている・・・って言われてるらしいけど、ホントにそのいい例。

『俺の長年解けなかったパズルの1つはこれだ・・・河を渡ることが本当にできないのか?ということだ!』
とかいって、Alexが雪解け水で増水して渡れなかった川に足を踏み入れるのだ・・・やめとけよ!おい!
その後はスチールショットになったり白黒になったり、大変なのだ。
それもそのまま使うあたり、一歩間違えば、かなり電波少年的な内容。

この映画(?)がラッキーなのは、ショーン・ペンの映画と時期が重なったこと。
エモリー大学で撮影していたら、なんとスグ隣にはショーン・ペンが!
やべぇ!カメラ消せ!怖ぇ!
ちなみに、このときのショーン・ペンの怖さはホンモノです。
"Bad Boys"で枕カバーに缶ジュース入れてボコ殴りにしてた時の・・・あの感じです。古いか。
行く先々でAlexと関わった人たちにかん口令が敷かれていて、まともな取材ができなかったりする。
そりゃ、ショーン・ペンに"黙っとけよ、コラ"とか言われたら・・・ねぇ。

もう1つラッキーなのは、新たな発見があったこと。
Alex、実はIDも現金も燃やしちゃいなかった。
遺品の中から、しっかり現金$300とほぼすべてのIDが見つかっていたのだ。

ただ、これはInto The Wildの原作本が出た後に見つかっている。
ショーン・ペンの映画には反映されてないのは・・・原作に忠実だから?うーん。
まぁ、本人の決意を表す大事なエピソードだし・・・うっそで~す、燃やしてませ~ん、なんて言えないわな。
実は現金持ってました、帰るつもりでした、なんて言っちゃうと・・・一気に興ざめで。映画にならないか。
Into The Wild観て感動した人、感化された人も・・・なんじゃそりゃ。って思うわな。

ただこれ、ドキュメンタリとしては掘り下げるのに結構いいネタだと思うんだけど・・・むしろ、ここから映画が始まってもおかしくないようなネタだと思うんだけど・・・あんまり語られない。
まぁ、考えてもわかんないからかな。なんでだったのか、なんて。

でも、この事実を知っていたら、原作やショーン・ペン版の映画はバカバカしくって観てられないんじゃなかろうか。
そんな聖人みたいに祀り上げちゃって・・・とか。
お前、カネ持ってたんだろ?免許も焼いてなかったくせに!とか。
ある意味、ショーン・ペンの映画を破壊するくらいの事実かもしれないのに・・・。
やっぱりこの監督さんにとっても複雑だったのかなぁ。

そんなこともあって、映画としては一番最後の青年の詩(?)で締めくくるんだけど、この新事実のために、どちらかというと・・・
『Generation XもYもねぇよ、いつの世代もムチャするヤツはいるんだよ』
という、Alexの同級生(今は弁護士でビバリーヒルズ住まい)の言葉のほうが後味が濃い。
結局Alexも、"アラスカで死にそうになったんだぜ"と自慢話をしたい程度だったんじゃないか、という(そこまで言ってないか)。

これ観たら、Alexよりもこの監督さんに興味が沸いてくる。
『もしかして・・・俺も何か撮れるんじゃないか』
みたいな気が起きてきたりして・・・ブレアウィッチの時もそう思った人多いはず。
まぁ、人生、映画のネタを探しながら生きるのも、悪くないかもしれませんよ。

『The Hangover』を観てきた [映画]

公開前からけっこう話題になっていたこの映画
映画のポスターはあんまりセンスが感じられなくて足が向かなかったが、まぁ、観てみた。
これが・・・面白いわ。いやぁ~笑った。
飲み屋でおっさんのとんでもない武勇伝聞いてるみたいな内容。
そんなあほな。
という感じ。
絶対、観た後で誰かに内容を話したくなる内容なのだ。
といっても話は簡単。結婚直前にベガスで飲んでたら、記憶をなくしてしまって朝起きたらグチャグチャになってる、というだけのこと。

正直に言うと、酔払って起こした事件の数々が、ちょっとだけうらやましいのだ。
そこまでできたら楽しいよね~というくら豪快な羽目の外しぶりで。
オトナになって社会に牙を抜かれた(?)サラリーマンたちみんな、そんなこと感じるじゃないかな。
まぁ、オトコなら誰でも、酔払ったときの武勇伝、持ってるんだけどね。
それを極限まで夢を膨らませた感じで。
この映画の場合、極限=マイク・タイソンなわけですが。

特に序盤は、謎解きしながら謎が増えていくので、
『これ、最後にちゃんと収束するのか?』
などと思ってしまう。そのぐらい面白い。
それをチームワークで解いていく過程も、なんだか中学生の時に戻ったようなワクワク感。
予告編だけでも『トラ』『赤ちゃん』『失われた前歯』『消えた花婿』『パトカー』『ブリーフのオトコ』『マイク・タイソン』が出てきてるけど、謎解きと関係ないところでもかなり笑える。そこもスバラシイ。



結局、酔払って仕出かした色んなエピソードの連鎖反応なんだけど、どれもオトコの夢というか、酔払ったらやってみたいよね~酔払ってこんなことになってたら笑うよね~ということの連続。

個人的に一番好きだったエピソードはやっぱりタイソンかな。
これはもぅ、登場の仕方といい、その後の右フック、『ないす』の一言、ハイファイブとまぁ、完璧なのだ。
しばらくはあの『ないす』が俺の中で流行る予感。
タイソン邸の監視カメラの映像もかなり、いぃ。写ってる吐きっぷりも、もぅ完璧。
ナゾの中国マフィアも相当スバラシイ。
登場シーンから仕上げの捨て台詞まで、モノマネ習得したい人、いまNo.1。
個人的にはこの二人は助演賞モノ。
あと、スタンガン実習のシーンは泣けるほど笑った。

後半のクライマックスのカジノのエピソードは、もぅ、
『やっぱりかよ!こぅじゃねぇかと思ってたんだよ!』
と突っ込みを入れること請け合い。それでも純粋に笑える。

よくある、アメリカではこれが面白いんだよ、みたいな、分かったふりが必要なコメディじゃない。
もしかすると、かなりIQの低いオスにしか笑えないかもな。
"オス"の中の"男子"にものすごく訴える映画。
あぁだこうだと理屈をこねくり回しているヤツは、退席!観なくてよし!
居酒屋で酒豪の昔話(うそもしくは誇張200%)を聞く心構えが必要。
あと、これ観るのに1800円とるなんてバカか?ふざけんな配給会社!と窓口のお姉さんに汚い言葉を浴びせることができるバカだけ観ること!掛け算は4の段まで!

日本男児の成人の儀式は
『記憶をなくすまで飲むこと』
だと強く信じてたけど、今はそうじゃないらしい。
この映画観た人だけでも、少しは肉食でも草食でもなく、『深酒を深く反省する部族』が権威を回復するといいんですけどね。
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『イングロリアス・バスターズ』を観てきた [映画]

のび太の場合。
ドラえもん道具を手に入れてまずやることといったら、ジャイアンやスネ夫を"しっちゃかめっちゃか"にすることだ。

タランティーノの場合、それが映画であって、好き放題に自分の夢や欲望をかなえる道具として、映画と、時間やお金と、持てる知識のすべてを導入している。
そんな感じが伝わってくる映画。
とにかく、ナチはタランティーノの"ジャイアン"みたいだ。



構想10年。Kill Billの前から脚本は書いていたけど、話がまとまらなくて撮影できなかったとか。
とにかく、書くのが楽しくてやめられなかったとも言っている。
一時は600ページの小説にしようかと思っていたらしい。
最終的には、『フランス国内を北上してくる黒人精鋭部隊』のエピソードを構想からカットして撮影に入っている。
タランティーノは、リュック・ベッソンから
『俺たち映画監督でも、タランティーノの映画だけは、映画館で金を払って観ようと思うんだ』
と言われて、撮らなきゃ!カンヌ出さなきゃ!と思ったらしい。
ところが出来上がってみると2時間半を超える長尺モノ。
Kill Billの時のように前後2本に分けて上映するか・・・なんて話もあったそうだが、スピード感を殺したくなかったので分けずに公開したそうだ。

映画館では笑い声も絶えなかったけど、同じくらい、うあぁぁ、とか、いひゃぁぁ、とかの悲鳴にならない声が上がってた。
タランティーノ映画って、死ぬのはあんまり痛そうじゃないんだけど、死ねない痛みの描写はヒドく強烈だったりする。
今回もそれ。死んだ人より生かされている人のほうが痛そうなのなんのって。
笑いを一身に担ってるのはブラッド・ピット演じるAldo Raine隊長。
ずぶずぶの南部なまりで、ここ南部ではバカ受け。きっとうまいんでしょう。

NYとかロスとかの都会で見るのとは、ちょっと客の反応は違うんだろうな。
なにせここはみーんな南部訛りなので、笑うほうも『んだべな~』という感じなのだ。
陰惨なシーンでも最凶バスタードのAldoの訛りが、映画のテンポになっている感じがする。
これ、日本でも通じるんだろうか・・・この感じ。どうすんだろう、字幕?

南部訛りというとやっぱりボクトツとした感じなので、最凶の"Basterd"との組合せがくすぐったい感じで。
映画全体に"言葉"の違いが産むスキ間とか不安定な感じとかが、ずうっと流れてる感じもある。
当たり前だけど、南部のド田舎にもユダヤ人はいるんだけど・・・。
この設定は、日本で例えるなら・・・『東北弁のギャングスタ』とか『あぶくま山中のKKK』みたいな違和感かなぁ・・・。言ってる事はとんでもないんだけど、何かほほえましいというか・・・。
Aldoの表情も良くて・・あぁ、いるいる、こんな感じの人。という感じなのだ。

日本人には、NYはユダヤ人が多いからね~などと、ユダヤ人≒NYみたいな人も多いみたいで。
ユダヤ人と南部なまり、って設定を聞くと、(少なくともこのあたりでは)クスッと笑えるんだけども。
まぁ、日本人のアメリカ経験や情報の多くがNYとか都市部に偏ってるからなぁ。
ユダヤ人≒ウッディ・アレンみたいな・・・そんなことないか。

先に長い映画、と聞いていたけど話はあっさり流れていくので、逆にもっと深くしたかったところもあるんだろうなぁ、などと思いながら観てしまった。ShosannaとMarcelの関係とか。
予想していたよりも話は複雑じゃないし、ストレートで判りやすい。
いつものタランティーノ映画のように、メロドラマ調のところも多いし。
これだったら、『黒人部隊』の話を入れて、2本物にしてもよかったくらい。
小説になって出ないかなぁ~等と思ってしまった。

ジュリー・ドレイファスはKill Billに続いて出演。いい感じでBitch。
一瞬だけのGoebbelsとの絡み?もあって。
映画館ではこのシーン、拍手が起こるほどバカ受けでした。
あとThe Officeに出てるB.J. Novakもいい役で出てたな。

これからもこんなコンセプトの2番煎じ・3番煎じが出てくるんだろうな。
歴史的事実を無視した型破りなエンターテイメント映画!みたいなの。
中途半端に事実に基づいたVALKYRIE(ワルキューレ:トム・クルーズのヒトラー暗殺映画)はクソだったしな。
"トム君のアイパッチをセクシーと思う人だけ、観ると良いかも"なんて書かれてたもんな。
まぁ、TVの延長線上でしか映画を捕らえてない日本の映画じゃぁ、タランティーノみたいな発想は出てこないかもな。

歴史の知識自慢を語る人も多い今日この頃。
『もしXXが暗殺されてたら?されてなかったら?』
みたいな話で想像力を競うのも、知識弱者にはお勧めかも知れませんよ。
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『The Hurt Locker』 を観てきた [映画]

戦争映画は、負けが込んできてからが面白いものができるそうだ。
ベトナムやアフリカでのアメリカの失敗は、面白い映画をたくさん産んだ。
古くは『キリングフィールド』『地獄の黙示録』なんかだろうし、最近では『Black Hawk Down』『Kingdom』なんかも面白かった。

この映画もそのひとつかも知れない。
いくつかの新聞では、『今までのイラク戦争映画のベスト』とか、『初めてのまともなイラク戦争映画』と言い出すところも出てきた。

イラクで爆弾処理を専門に手がける、3人のチームの話。
型破りな爆弾処理のスペシャリストであるJamesと、型どおりの隊長、臆病者のカバー役。
3人とも個性的に描かれていて、それぞれの人物間の衝突や人生観・戦争観や関係の変化もシンプル。
すでにいろんなところで賞も取っていて前評判も上々。
いやぁ、確かに面白かった。



ありとあらゆる仕掛け爆弾をやっつけていく展開は、まるで少年ジャンプの冒険漫画を読んでいるかのよう。
主人公の前に立ちはだかる新たな敵を倒して、仲間たちはまたひとつ成長する・・・みたいな。いい意味で。
1つ1つのエピソードは本当にリアルで、”連れ去り”のエピソードも恐ろしくリアル。
ヒーローと狂気は紙一重、みたいな話としても観られているみたいで、『Dark Knight』を引き合いに出すヒトもいる。

戦争の狂気を描いた映画というと、すぐに『Full Metal Jacket』なんかを思い出すけど、ちょっとそれとは違う感じ。
大きな任務という渦の中で人間がどうなるか・・・という話であれば『Munich』か。
実はこの主人公、Munichの主人公と同じように、任務先から生まれたばかりの自分の子供に電話する。
Munichでは『・・・パパ』の声を聞いて泣き崩れてしまう(私も泣いた)のだけど、Jamesは無言で電話を切ってしまう。
おセンチなところが欠落してしまっているのだ。
人間として自分が壊れていることを確認するために、わざわざ電話しているみたいにも観える。

ということで、この主人公Jamesにはまったく感情移入ができない。
それを期待しちゃいけない。それを期待するヒトはきっとがっかりする。
『何が言いたかったんだぁ!』って。
Full Metal JacketのJokerにしても、Munichの主人公にしても、人間らしさが残っているから戦争のツラサが伝わってきた。
この映画は、気がついたら戦争なしには生きていけない体になってしまった男の話。
爆弾を処理することでしか生きることを感じられなくなったヒトが主人公だ。
観ていても理解できない行動が続くし、後半では明らかに普通のヒトを遠ざけるような内心の吐露?もあったりする。
『人間は大人になると、大事だったはずのものが無意味になってくるんだよ・・・』
みたいなことを幼子に告白する。・・・もぅ、人間として崩壊しちゃってる。

個人的には、この映画の見所は爆発物処理のシーンでも、独り語りのシーンでもなかった。
・・・砂漠での狙撃のシーン。これはもぅ、本当に秀逸。
次々と仲間が狙撃されていく。どこに敵がいるか分からないままとにかく身を低くする。
弾薬が砂と血で詰まったら、ツバをつけてこする。
敵が何人隠れているか分からないので、何時間もの間、狙撃用のスコープを見つめる。
死体からジュースを取って、ストローを刺してやって、狙撃兵の口に持っていく。
飲み水がなくなる。顔にハエがたかる。まつ毛に砂がたまる。
ただとにかくじっと、敵が撃ってこないことを確認するために、何時間も待ち続ける。
日が暮れる頃になって、『・・・帰ろうか』というシーンは、ちょっと今まで観たことがない。

映画にはBody Bombも出てきた。絶対にデート映画じゃないな。
ツライけど、Jamesが戦争マシーン・フェーズ2になるきっかけにもなるエピソード。

全体的にどんよりした空気が流れていて、暑くて、見終わった後には色んな感想が出てきそうな映画。
観る人によって、ヒーローものに観えたり、狂気の物語だったり、神からの任務を負った一人のオトコの物語にも観える。

ちなみに、撮影はヨルダンでされていて、イラク人を演じているのはすべて本当のイラク難民。
ガイ・ピアースもちょっとだけ出てるけど、すぐ死んじゃうのだ。
でも、ファンのヒトをがっかりさせない死にっぷりでしたよ。
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夢に出てくる映画 [映画]

ワタシの中には、悪夢映画というジャンルがあります。
また新しい映画が加わったのでご報告します。

The Naked Pray。
日本語タイトルが『裸のジャングル』だそうです。



夢に出てきそうなのは、次の処刑シーン。
 ①処刑する対象(ヒト)の口に竹筒をくわえさせて呼吸を確保
 ②カラダ全体を土で塗り固める
何するのかなぁ~と思ってみていたら
 ③そのまま火あぶり
・・・これ、蒸し焼きって言うの?なんでただの丸焼きじゃだめなの?なんでそこまで手ぇかけるの?あの酋長はたった一言でこんな微妙な指示をしていたの?これってちゃんとしたリサーチのもとに再現したの?とか。
疑問が次から次へと浮かんでは消える間に、土塗りされた奴はぐりんぐりんローストされてしまうのだった。
この辺のテイストは、『カランバ』とかに通じるものが。

これ観てたら、『エメラルド・フォレスト』を思い出す。



このThe Naked Prayでの個人的なクライマックスは、一人目の追っ手の走りっぷりだったな。コイツがイイ。
必死さがスゴい。カラダのバネと顔の表情がなぜかスポーツ的で、もんのスゴク怖いのだ。

あと、その他の悪夢映画を挙げておくと。
基本的に痛がりなので、観るんじゃなかった、と後悔するほどの嫌なシーンは色々あるのだ。
たとえば;
 ●『プライベートライアン』 ドイツ兵とアメリカ兵のナイフ刺殺シーン
 ●『死霊のはらわた』 足首をスカッと切断されるシーン
 ●『硫黄島』 洞窟の中の自決シーン
 ●『ハンニバル』 脳みそディナー
あとはまぁ、別な意味で『ピンクフラミンゴ』のラストシーンとかも・・・後悔する感じでしょうか。
あとなぜか子供のときに観た角川映画『里見八犬伝』で、真田博之が夏木マリのチチを揉むシーンがあるのだが、これも何故か怖かったのだ。理由は不明。

しかしこのThe Naked Pray、冒頭で象がバンバン死んでいくシーンがあるけど、本当に象狩りの最中に撮ってるんだろうな・・これも含めて、今じゃ撮れないだろうなという内容。
アフリカ人に対する描き方とかも、いまじゃダメだろうな、これ。野蛮人にしか見えない。
オープニングのタイトルバックは秀逸。
時代性がないので、1966年の映画だけど、まったく古くない。
こういう、なんていうか、アフリカに対する潜在的な恐怖って、やっぱり(特にアメリカの)白人全体に共通するものなのかも。
『いままで奴隷にしてきたあいつらがその気になったら・・・』
みたいな感じだろうか。
かと思ってみてると、『友情だってひとつのサバイバルツール』みたいなくだりもあって、最終的には白人の主人公が勝利するので少々悔しかったりする(このころには完全にアフリカ側の味方)のだが。

この映画観た後は、まぁ、どこでも生きて生けるかもな、等と勘違いしてしまう。
そう考えると・・・蒸し焼きにされるよりはマシか、などと嫌ぁな仕事にも、前向きになれるかもしれませんよ。
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アメリカの頑固じいさんはヒスパニックの夢を見ないのか [映画]

私ごときが感想を述べるなんて・・・というくらい偉大な存在になってしまった、山田康夫、もといイーストウッド。

会社で、グラン・トリノ観た?と聞くと、75%の確率で
『Make my day...walk away...』
とモノマネをされる。
これ、ワタシも知らなかったのですがダーティーハリーの名言。
会社では秘書のおばさんまでこれをやってくれるので、アメリカ人と接点のある人はやってみるといいかもしれない。

映画公開直後にはLettermanのTVにも出て、言いたい放題。



『ハイブリッドカー?セクシーじゃないね・・・バカっぽく見えるだろ』
なんて言ってる。

それから一時、Spike Lee(スパイク・リー)から硫黄島について
『黒人が1人も出てこないのは、どぅ考えたっておかしいだろ!』
と攻撃されてたけど、
『ヒヨっ子は黙ってな・・・歴史を勉強しろよ。』
みたいなコメントで集結。いまだに衰えてないのだ。

ただGran Torinoを観た跡で、何か引っ掛かって・・・。
その気持ちはUPを観た後にまたムクムクと膨らんできて・・・。その理由は、2つの映画の共通点。
Gran TorinoもUPも、大事なものをアジア系の人に引き継ぐ点は共通している。
(もちろん、普通のおじいさんがこれからどう生きるか、も共通のテーマかもしれないけど)
特に、Gran Torinoの場合には、古きよきアメリカの象徴であるクルマをあげてしまうので・・・なんだか
『アメリカをまじめで勤勉な人に~それってアジア人かな~譲ってもいいよね』
と言ってるように思えてしょうがないのだ。特にUPを見た後は。

何で引っかかるか?
アメリカは今、爆発的な勢いで増えるヒスパニックに占領されかけている。
これは、ヒスパニック層は比較的若いため死亡率が低く、さらに多産なため、ネズミ算的に人口が増えているためだ。
一方の白人は出産率が低下傾向にあり、かつ平均年齢が比較的高いため、このままだと2050年にはアメリカの人口の約30%はヒスパニックで占められることになる、との調査結果がある。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/7559996.stm

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この数字、非常にリアルで、アメリカ南部の一部地域では 『高校生の半数以上がヒスパニック』 なんて地域も出始めている。

なのに、Gran TorinoもUPも、アジア人なのだ・・・何でだ?
日本人が観てたらほのぼのしちゃうんだが(自分もそうだったが)、黒人やヒスパニックが見たら、
『なんであいつらなんだよ!』
と突っ込みたくなるんじゃなかろうか。

実際、UPの方はオーディションで少年役を決めたそうなので、他意はないんだろう。
Gran Torinoはストーリー展開の都合もあるけど、元々はMineapolisだった舞台を、税金優遇もあってフォードの本拠地・デトロイトで撮ることになったらしい。
でも、特別な意図がないとわかると余計に
『みんな、潜在的にヒスパニックを避けてないか?』
と聞きたくなるのだった。
イーストウッドのインタビューなんかも少し調べてみたのだが、『なぜモン族なのか』は少し語ってるけど、『なぜヒスパニックじゃなかったのか』の答えは見つからなかった。
・・・まぁ、考えすぎなだけか。

あと、どうでもいいことだけど、色んなところのレビューやブログでは、どうも、ウォルトが人種主義者的に受け止められているみたいだけど・・・。
ワタシにしてみると、この人、アメリカ人なら誰でも持っている部分を誇張したに過ぎない印象がある。
別にこの人、特別じゃないだろう、と・・・あんなスグに銃を持ち出したりはしないけど。

例えば、ユダヤ人とはお互いにののしりあうような友人になれても、アジア人はチョット別。
たとえアメリカ生まれ・アメリカ育ちで言葉のカベなんかなくても(タオのように)、やっぱりちょっと違う人たちなのだ。
それだけに、タオが”弟子”から”友人”になる瞬間-床屋での会話のシーンだと思うが-は、自分にも身に覚えがあるのだった。
『あれっ、こいつ、こんな気の利いたこと言えるんだ!』
という感じで、ユダヤ人と同じレベルに格上げ(?)される瞬間を感じたことが、何度かある。
イーストウッドの弟子になる憧れがあるせいもあってか、やっぱりタオには感情移入してしまう。

しかしこの映画、各種出てくる差別用語、どんな風に戸田奈津子が訳したのか気になる・・・。
ZipperheadとかGookとか、ぴったり当てはまる言葉がないような・・・。

イーストウッド信者なら、ナツコに頼らず、辞書片手にDVD英語字幕で観ることをお勧めしますよ。
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